日本人宇宙飛行士の活躍が続くことになりそうです。若田光一さんと古川聡さんが、国際宇宙ステーションに長期滞在することが発表され、２人が意気込みを語りました。

若田さん「われわれのＩＳＳのミッションが月探査にむけての重要な役割を果たしていくために、必要なことをきちんとやっていくという、新しい課題に今回は挑戦していきたい」

古川さん「若い飛行士にも伝えてチームをつくっていけたらと。新しいことをたくさん学んで、自分としては心は３０代のつもりで挑戦していきたい」

ＪＡＸＡは２０日、２０２２年ごろに若田光一さんが、２０２３年ごろに古川聡さんが、ＩＳＳ＝国際宇宙ステーションに長期滞在する予定となったと発表しました。

若田さんにとっては日本人では最も多い５回目の宇宙となり、古川さんは２回目となります。また、ボーイング社が開発中の宇宙船「スターライナー」が完成していれば、民間としては２つめの宇宙船で宇宙に向かう可能性もあります。

日本人宇宙飛行士は、１７日に野口聡一さんがＩＳＳで活動をはじめたばかりですが、来年春には星出彰彦さんもＩＳＳの船長を務めることになっていて、４年連続で日本人宇宙飛行士の活躍が続くことになりそうです。