１３年ぶりとなる日本人宇宙飛行士の募集が始まります。

末松文科相「我が国の宇宙開発利用の未来を切り開き、人類や社会への貢献を志す多くの方々の積極的な応募をお待ちしています」

文部科学省は１９日、２００８年以来１３年ぶりとなる日本人宇宙飛行士の新規募集を始めると発表しました。

幅広い分野の人材を求めるため、これまで応募資格にあった理学、医学などの「自然科学系」の学歴や実務経験、「４年制大学卒業以上」といった条件をなくし、審査で能力を評価していくということです。

また、医学的要件についても、宇宙船などの改良により緩和され、身長１５８センチ以上が１４９．５センチ以上に、体重制限もなくなりました。

募集人数は「若干名」で、応募の受け付けは来月２０日から来年３月４日までです。

前回、３２１倍の倍率から選ばれた油井亀美也宇宙飛行士は、「選考過程でも必ず得るものがある。ぜひチャレンジしてほしい」と呼びかけていました。