領収書宛名は安倍前首相の“資金管理団体”
「桜を見る会」の前日に行われた夕食会をめぐり、ホテル側が発行した領収書の宛名が、安倍前総理大臣が代表を務める資金管理団体「晋和会」で、安倍前総理側が費用の補てんを認めていることがわかりました。
「桜を見る会」の前日に安倍前総理の後援会が開催した夕食会をめぐっては、費用の一部を安倍前総理側が負担したとして、公職選挙法違反や政治資金規正法違反の疑いで東京地検に告発状が出されています。
関係者によりますと、会場となったホテル側が発行した領収書の宛名が、安倍前総理の資金管理団体「晋和会」だったことがわかりました。
また、安倍前総理側は、費用の負担を認めているということです。負担額は5年間で少なくとも800万円以上とみられています。
特捜部は、立件の可否について慎重に調べるものとみられます。