佳子さま、未明にペルー到着し“多忙日程” 日本との外交関係樹立記念式典でお言葉
南米ペルーを訪問中の秋篠宮家の二女・佳子さまは、3日未明に到着した朝から行事に臨み、日本との外交関係樹立記念式典でお言葉を述べられました。
佳子さまは現地時間の3日午前、ペルー訪問一つ目の行事として、ペルー日系人協会が運営する会館を訪問されました。振り袖姿で到着した佳子さまは、子どもたちの歓迎を受けたあと、姉の小室眞子さんが4年前に植えた松の木の横で植樹に臨まれました。
そして、日系の人たちと懇談し、17歳で一人ペルーに渡った104歳の新垣カマドさんへは腰をかがめて手を取りながら、「お会いできてうれしいです。どうぞお元気でお過ごしください」と言葉を掛けられていました。
佳子さま
「幾多の困難やかなしみを乗り越え、誠実に勤勉に、お互いに助け合いながら日々を過ごしてこられたことを、そしてペルー社会から信頼を得ながらペルー社会に貢献してこられたことを改めて心に刻み、これからもしっかりと心にとどめてまいります」
会館を出る際には、日系の学校に通う子どもたちからブレスレットをプレゼントされ、子どもたちとハイタッチをされていました。
午後には政府主催の外交関係樹立150周年記念式典に出席し、記念切手のお披露目に立ち会われました。
その後、佳子さまはリマ近郊にある日系人が中心となって設立した診療所と高齢者施設を訪問しました。高齢者施設では歌での歓迎を受け、一人一人の手を取り、丁寧に言葉を掛けられていました。
佳子さまは3日夜には南部のクスコへ移動し、4日はマチュピチュ遺跡を視察される予定です。