菅総理大臣がＧｏＴｏトラベルでの札幌市と大阪市を出発地とする旅行の利用を控えるよう呼びかけたことを受け、観光庁が、キャンセル料の取り扱いなどについて発表しました。

観光庁によりますと、札幌市と大阪市に居住する人のＧｏＴｏトラベルを利用した旅行について、感染リスクを慎重に判断した上で来月１５日までは新規の予約を控えるよう強く呼びかけるとしています。また、すでに予約している旅行については来月７日までの間、無料でキャンセルできるということです。

これによりキャンセルされた旅行事業者に対してはキャンセル料が発生したかどうかにかかわらず、一律、旅行代金の３５％を国が予算から負担するということです。