今月３１日に開幕する高校サッカーの全国大会に出場が決まっている奈良県立山辺高校のサッカー部員が、寮の中で飲酒していたことがわかりました。

奈良県教育委員会によりますと、県立山辺高校のサッカー部で今年９月ごろ、２年生の部員１０人が寮の一室で酒を飲んだということです。学校に複数の情報提供があり聞き取りを行ったところ、２年生の部員１０人が飲酒を認めました。

学校近くにあるサッカー部の寮には、１年生から３年生までの全部員およそ４０人が生活していますが、酒を飲んだ当時、部屋には２年生の部員のみがいたということです。

山辺高校は、先月行われた県大会で初優勝し、３１日に開幕する全国高校サッカー選手権大会への出場を決めたばかりでした。

山辺高校は９日以降、記者会見を開くとしています。