シャンシャン、中国への返還 5月まで延期
上野動物園の人気者、ジャイアントパンダ・シャンシャンの中国への返還時期が、来年5月頃まで延期されることが分かりました。また、親パンダのリーリーとシンシンについても、飼育期間をおよそ5年間延長することで、正式合意したことも分かりました。
ことし6月に3歳となった、上野動物園のジャイアントパンダシャンシャンを巡っては、年内に中国に返還されることが決まっていましたが、新型コロナの影響で、シャンシャンが飼育される予定の中国・四川省への航空便が制限されていることなどから、来年5月頃まで、シャンシャンの「帰国」が延期されることが分かりました。
また、親パンダのリーリーとシンシンについても、来年春に飼育期間の期限を迎えることから、東京都と中国側がおよそ5年間の飼育期間延長で最終調整していましたが、こちらも正式におよそ5年間の延長で合意したことが分かりました。
上野動物園では新型コロナ対策で、入園は事前予約制となっていますが、引き続き、来年春まで、シャンシャンの姿を見られることになります。