千葉・成田山新勝寺で年末恒例「すす払い」
千葉県の成田山新勝寺では、今年1年でたまったほこりを落とす、恒例の「すす払い」が行われました。毎年多くの初詣客が訪れる新勝寺は、三が日の参拝をなるべく避けてもらう「分散参拝」を呼びかけています。
成田山新勝寺で13日午前5時過ぎに始まったのは、年末恒例の「すす払い」。僧侶や職員40人がマスク姿で仏像などについたほこりを丁寧に払い落とし、布できれいに磨き上げました。
およそ300畳の大本堂でほうきを持って横一列に並び、ちりをはいた後には、本堂の欄干や軒下の汚れを長さ10メートルの笹竹を使い落としました。
正月三が日には、およそ300万人の初詣客が訪れる新勝寺では、新型コロナウイルス対策のため、三が日の参拝をなるべく避けてもらう「分散参拝」を呼びかけています。
境内の入場制限を行うほか、市の観光協会では参道にライブカメラを設置し、混雑状況を配信するなどの対策をとるとしています。