観光庁“GoTo一時停止”詳細発表
観光庁は政府が発表した「GoToトラベル」の一時停止などの措置について時期やキャンセル料など詳細を発表しました。
観光庁によりますと、感染の拡大や感染者数の高止まりが続く札幌市、大阪市、名古屋市を目的とする旅行については新規の予約は14日から、東京都を目的とする旅行については、新規の予約は18日から、「GoToトラベル」の適用を一時停止するということです。
また、この4都市についてすでに予約している分については一定の周知期間を置き、今月22日から27日までの間に出発する旅行の予約について適用を一時停止します。
また、札幌市、大阪市、名古屋市に居住する人の旅行については14日から、東京都に居住する人の旅行については18日から、新規の予約か既存の予約かを問わず27日までに「GoToトラベル」を利用した旅行を控えるよう強く呼びかけています。
今月28日から来月11日までは全国全ての旅行について「GoToトラベル」の適用を一時停止します。28日より前に出発する旅行であっても、この期間内の宿泊を含む旅行についてはその旅行期間全体を「GoToトラベル」の適用外とするということです。
これらの適用除外や利用自粛要請によるキャンセルはきょうから今月24日まで、無料で可能だということです。
赤羽国交相はこれらの措置でキャンセルされた旅行事業者に対してはこれまで以上に手厚い支援策を講じるとして、これまで旅行代金の35%を国が補てんしていましたがこれを50%に引き上げる方針です。