黒岩知事が謝罪「県対応に問題」軽症者死亡
神奈川県の新型コロナウイルス軽症者向けの宿泊施設にいた男性が死亡した問題で、黒岩知事は県の対応に問題があったとして謝罪しました。
この問題は、今月11日、神奈川県の軽症・無症状者向けの宿泊療養施設に入所していた50代の男性が死亡し、連絡が取れなくなってから訪問までに4時間が経過したことなどが明らかになっていたものです。
黒岩知事は県の対応に問題があったとした上で、安否確認の体制強化を15日から行うと発表しました。
黒岩知事「問題があったと言わざるを得ず、心よりおわび申し上げます。本日から人員体制を強化して取り組んでおります」
宿泊施設や自宅での療養者の安否確認の回数を増やし、確認が取れない場合はすぐに訪問するほか、患者の血液中の酸素濃度が低い場合は、医療従事者がすぐに介入するとしています。