高齢女性から現金をだまし取ったとして、暴力団幹部の男が再逮捕されました。男は受け子役として同様の犯行を繰り返していたとみられています。

警視庁によりますと、指定暴力団住吉会系二次団体中村会幹部の松田英昭容疑者はことし6月、仲間と共謀して、東京・三鷹市の90代の女性に孫などをかたってウソの電話をかけ、現金およそ50万円をだまし取った疑いがもたれています。

松田容疑者は、詐欺グループの受け子役として別の高齢女性からも多額の現金をだまし取ったとしてすでに逮捕・起訴されていて、あわせて9件の特殊詐欺に関与し総額4700万円ほどをだまし取っていたとみられています。

調べに対し「闇バイトをみつけてもらい、自分で応募した」などと話し、容疑を認めているということです。