都 医療機関“1人あたり最大30万円”
東京都は、新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、年末年始に患者を受け入れた医療機関に対し、1人1日当たり最大30万円を支給すると発表しました。
小池都知事「年末年始には重症患者のための病床の確保、より一層困難になるとの見通しも示されている。ひっ迫する医療機関を守り、都民の皆様の命・安全と安心を守る、そのための対策を確実に講じていかなければなりません」
東京都は、年末年始の今月29日から来年1月3日までの間、新型コロナの患者を受け入れた医療機関に対し、重症者の場合は1人1日当たり30万円を、中等症・軽症の場合は7万円を支給することを決めました。
都内では感染者の増加に伴い、入院患者も最多の2100人を超え、医療現場のひっ迫度が増しています。
さらに、例年、年末年始は病床や医療従事者の確保が難しいことから、都は協力金を支給することで医療体制を確保したい考えです。