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小池知事「年末年始、何よりも命の優先を」

2020年12月21日 17:41
小池知事「年末年始、何よりも命の優先を」

東京都は、21日午後4時から新型コロナウイルスに関する対策本部会議を行いました。小池知事はその後の臨時会見で、都民や事業者に年末年始の過ごし方など感染拡大防止のための呼びかけを行いました。

臨時会見では、小池都知事から以下のようなことが話されました。

    ◇

■ひっ迫している医療機関の体制を守るため会見を開く。

■年末年始は何よりも「命」を優先してほしい。年末年始は「家族でステイホーム」、外出は自粛をお願いしたい。感染しても無症状の方も多い。自分が感染しているかもしれない意識を。

■増加傾向が4週間継続すると1日あたり1100人の新規感染者数に。年末年始は重症患者の病床確保、いっそう困難になるとの見通しも。「東京都発熱相談センター」の回線数を増強し相談体制を強化。センターでは24時間体制で相談に応じる。

■医療機関や高齢者施設に協力金を払い体制を確保する。医療機関に重症患者1日30万円。軽症・中等症患者に1日7万円を支援。

■PCR検査実施の支援対象に民間の有料老人ホームなどを追加。

■コロナの影響で住まいを失った方にビジネスホテルを一時宿泊場所とし提供。

■年末年始も相談支援体制を確保。一人で抱え込まずに相談を。何よりも「命」を優先。年末年始は「家族でステイホーム」。いつもの小さなグループですごす。久しぶりの人に会うのはできるだけ避ける。忘年会・新年会は避ける。帰省はできるだけ避ける。

■大みそかの終夜運転は鉄道会社に中止を要請し協力いただいた。

■酒類を提供する飲食店は1月11日まで、22時までの時短に協力ください。協力金の申請手続きは25日に概要を発表。

■テレワーク・時差出勤の定着も、強力に推進を。資金繰りなどの相談・支援は東京都のHPで確認を。

■国に特措法の早期改正や水際対策の徹底を引き続き要望する。

■年末年始は特別。「自粛に疲れた」と言っている場合でない。忘年会・新年会は感染拡大の絶好の機会。静かな年末年始で命の大切さを考えて。

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