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IR汚職で証人買収 男に猶予付き有罪判決

2020年12月22日 15:47
IR汚職で証人買収 男に猶予付き有罪判決

衆議院議員の秋元司被告の汚職事件をめぐり、証人買収の罪に問われた会社員の男の裁判で、東京地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

会社員の宮武和寛被告は、衆議院議員の秋元司被告と秋元被告の知人である松浦大助被告と共に、秋元被告の汚職事件の裁判で贈賄側の中国企業元顧問にウソの証言を依頼して、現金500万円を渡そうとするなどした罪に問われています。

22日の判決で、東京地裁は「一度、拒絶されたにもかかわらず、再度、現金供与の申し込みをしたもので、執ようであり、供与の申し込みをした現金も多額である。正当な審判の遂行が妨害される危険性は高かった」と指摘しました。

一方で「従属的に関与したものに過ぎない」などとして、懲役1年・執行猶予3年の判決を言い渡しました。

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