コンパニオン懇親会で市議謝罪「甘かった」
愛知・西尾市議会市民クラブ会長 小林敏秋市議「誠に申し訳ありませんでした」
およそ20秒、頭を下げ謝罪したのは愛知県西尾市の市議会最大会派「市民クラブ」の小林会長です。市議会議員14人が18日にコンパニオン3人を呼んで、飲酒を伴う懇親会を開いていた問題。参加した市議5人が謝罪会見を開きました。
愛知・西尾市市民クラブ幹事長 石川伸一市議「宴席を自粛されている企業さんとかかなりあるのは十分承知していたけど、我々も『脇が甘い』と申しますか『慣例化』している中で(感染対策の)配慮をした上で開催してしまった」
懇親会は「慣例化」していて、開催は「当たり前のように思っていた」と話しました。そしてコンパニオンを呼んだことについては――
愛知・西尾市議会市民クラブ会長 小林敏秋市議「(議員が)立ったり座ったりするのは感染しやすいんじゃないかと。なるべく席は立たずにコンパニオンにビールなり焼酎を運んでいただく」
感染対策のためだったと釈明。マスクは着けていたといいます。
さらに、この会では西尾市の中村市長と自民党の青山衆議院議員が冒頭に挨拶し退席。青山議員の秘書は最後まで参加したといいます。
小林市議と石川市議は「市民クラブ」の会長と幹事長を辞任する意向だということです。