２３日午前、成田空港を出発しオーストラリアのメルボルンに向かっていた日本航空の貨物便が、現地での入国規制が厳しくなったとして引き返しました。

日本航空によりますと、２３日午前９時前に成田空港を離陸しメルボルンに向かっていた日本航空７７３便が、現地での入国規制が厳しくなったとして成田空港に引き返しました。貨物便のため、乗客は乗っていませんでした。

メルボルンの当局が検査や隔離期間を厳格化するとの情報が離陸後に入り、引き返すことを判断したということです。

地元メディアによりますと、自己隔離中に外出した乗組員が罰金を科される事案などがあり、２２日から国際線の乗組員に対して隔離措置が強化されると報じられていました。

日本航空では、貨物便の他に成田発メルボルン行きの旅客便を週１便運航していますが、今後の対応については検討中だということです。