無病息災願い巨大涅槃像「すす払い」 福岡
福岡県篠栗町で26日、新年の無病息災を願い巨大な涅槃像を清める恒例の「すす払い」が行われました。
「すす払い」が行われたのは、篠栗町にある南蔵院の巨大な釈迦涅槃(しゃかねはん)像です。長さ41メートル、高さ11メートルで、南蔵院によりますと、ブロンズ製の涅槃像としては世界最大級といわれています。
この「すす払い」は毎年12月26日に行われ、僧侶や参拝客が笹や布を使って1年間の汚れを落としていきます。
今年は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、僧侶以外、多くの人が触る笹は使わずに、参拝客は布で順番に汚れを拭き取っていきました。
すす払いにはおよそ160人が訪れ、涅槃像を清めながら新年の無病息災を祈願していました。