丸岡城で年末恒例「すす払い」 新年の準備
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国宝化を目指す福井県坂井市の丸岡城で、年末恒例の「すす払い」が行われ、コロナ禍で迎える新年の準備を整えました。
28日朝は丸岡城天守を国宝にする市民の会のメンバーらが天守に上がり、かつての城下町を一望できる3階の欄干に出て竹ぼうきで軒下のほこりやくもの巣を念入りに落としたほか、城内は雑巾やモップで太い柱や床などの汚れをふき取りました。
ところで、丸岡城の来場者は新型コロナウイルスの感染拡大で4月から5月にかけて47日間閉鎖したことなどで、去年より6万7500人少ない8万2000人と大幅に落ち込みました。
なお、大みそかはライトアップの時間を例年通り延長して年明けの午前2時までとするほか、元日は無料開放します。