200キロ超の大間マグロ水揚げ 青森
青森県大間町では東京・豊洲市場で行われる「初せり」用に200キロを超える大間マグロが水揚げされました。
津軽海峡に面した大間町では5日に東京・豊洲市場で行われる「初せり」に向けて、はえなわ漁船が出漁し、200キロを超えるクロマグロを3本水揚げしました。一番の大物は235キロです。
去年はマグロの漁獲規制に加え新型コロナウイルスの影響で需要が低迷し、卸値が前の年の3分の1ほどに落ち込んでいます。それだけに初せり直前に200キロを超える大物が水揚げされ、漁協関係者が喜んでいました。
大間漁協・坂三男組合長「何にしてもよかった。安心した。業者さんがどのくらいの値段をつけてくれるか分からないが明るいニュースになってほしい」
去年の初せりでは大間マグロが過去2番目となる1億9320万円で競り落とされこともあり、今年の「初せり」で大間町産の10年連続最高値に期待が高まっています。