大間で巨大マグロ水揚げ!あす“初競り”
5日、豊洲市場で行われるマグロの初競りを前に4日、青森県大間町で巨大マグロが水揚げされました。
マグロの聖地・青森県の大間町。4日午前、漁港に戻ってきた一隻の漁船。そこには大きなクロマグロの姿が…。ロープで釣り上げるとその大きさがわかります。数人がかりで一度トラックにあげ、計量すると、235キロとかなりの大物でした。
大間漁協によりますと今回、初競り用に大間から豊洲に送った10本のマグロの中で一番大きいといいます。
大間漁協・坂三男組合長「業者さんがどれくらいの値段をつけてくれるかわからないが、明るいニュースになってほしい」
釣り上げたのは漁師歴およそ50年になる田中稔さん(65)。昨シーズンも初競り用に200キロを超える巨大マグロを釣り上げています。
田中稔さん「マグロとるために生きているんだ」
これまで2回、初競りの一番マグロを釣り上げている田中さん。4日、釣り上げた235キロのマグロは再び一番マグロとなるのでしょうか?田中さんに話を聞くことができました。
「ちょっと手応えがあった」「きょうは運もよかった」
5日の初競りについては…。
「一番大きいマグロだから期待はするけど、コロナの影響もあってこの不景気だからな」
コロナ禍で行われる注目の初競りは5日、豊洲市場で行われます。