講師“全員男性”国交相「女性含まれなかったこと適切でなかった」
国土交通省が企画した、自治体職員などが対象のまちづくりに関するオンラインの講座の講師が、全員男性だったことに批判が相次ぎ、斉藤国土交通相は「女性が含まれていなかったことは適切ではなかった」と述べました。
国土交通省が募集を開始したオンライン講座「都市を創生する公務員アーバニストスクール」は、自治体の職員などを対象に官民連携のまちづくりの普及や啓発、人材育成を目的として企画されたものです。
講師は、大学教員や民間・行政の幹部など25人で全員が男性となっていて、女性が1人もいないことに批判が相次いでいました。
斉藤国交相は、22日朝の閣議後の会見で「講師に女性が含まれていなかったことは適切ではなかった」との考えを示しました。そのうえで「まちづくりを含め国土交通行政の推進には多様な視点が重要」として現在、女性講師の追加を検討していることを明らかにしました。