台風14号は、3連休中、広い範囲に影響を与えそうです。

＜台風進路＞

台風は、17日に沖縄・奄美付近を通過して、18日には九州にかなり接近して上陸するおそれがあります。その後、19日（月）から21日（水）にかけて列島を沿うように進む見込みですが、まだ予報に幅がありますので、雨・風の強まる場所やタイミングに関して最新の情報にご注意ください。

＜天気の見通し＞

17日朝には沖縄・奄美に台風周辺の雨雲がかかり荒れた天気になる見込みです。また、本州にも湿った空気が流れ込むため、太平洋側を中心に雨が降り、時間を追うごとに激しい降り方になりそうです。

18日朝には台風本体の雨雲が九州に近づき直撃する予想です。台風の動きが遅く、九州では大荒れの天気が長く続くおそれがあります。


●予想24時間雨量
・17日夕方まで
九州南部、東海　　200ミリ
沖縄　　　　　　　180ミリ
奄美、四国、近畿　150ミリ

・18日夕方まで
九州南部　　　　　　　　400～600ミリ
九州北部　　　　　　　　300～400ミリ
奄美、四国、近畿、東海　200～300ミリ
関東甲信　　　　　　　　100～200ミリ

●予想最大瞬間風速
・17日にかけて
九州南部、奄美　45メートル
沖縄　　　　　　35メートル

・18日にかけて
九州南部、奄美　　55～70メートル
九州北部　　　　　40～60メートル
四国　　　　　　　35～45メートル
沖縄、中国、近畿　25～35メートル

土砂災害や低地の浸水、河川の氾濫、暴風、高波などに厳重に警戒し、早いうちに安全な場所にとどまるようにしてください。