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珠洲市一部で地震後初、上水道の給水再開 輪島市ではきょうもボランティアが活動

2024年2月11日 12:04
珠洲市一部で地震後初、上水道の給水再開 輪島市ではきょうもボランティアが活動
能登半島地震の発生から42日目。石川県珠洲市では一部の地域で、地震後初めて上水道の給水が再開しました。11日もボランティアが活動する輪島市から中継です。

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輪島市の中心部・河井町からお伝えします。こちらの飲食店では、先ほどまで、6人ほどのボランティアが、地震で使えなくなった棚やタンスを運び出す作業をし、復旧に向けた支援を行っていました。

ボランティア(県内から参加)「何か人の役に立つことをしたい。(去年)珠洲市の地震の時も参加した、県内に住んでいるので」

ボランティア(大阪府から参加)「(2018年に)北大阪で地震があり、その時に助けてもらった。(その時の経験を)次につなげようと思って」

輪島市では、10日からボランティアの受け入れが始まり、11日も県内外のおよそ40人が午前7時前に金沢市をバスで出発、およそ3時間かけ、輪島市に到着しました。

11日は、市内中心部の河井町で、被災した家屋のほか、飲食店などでがれきの撤去や掃除を手伝う予定だということで、午後2時ごろまで活動が続けられます。

一方、ほぼ全域で断水が続いていた珠洲市では、市内北部の折戸町など、3つの町への給水をまかなう浄水場が復旧したことなどを受け、折戸町の一部の地域、35世帯で給水が再開しました。珠洲市で上水道での給水が再開するのは、地震後、初めてです。

住民「大丈夫だと思うけど、まだちょっと汚い水が出てくるから、洗濯はいいけど飲み水はもうちょっと出してから」

輪島市では、12日もボランティア活動が続けられます。
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