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輪島市でボランティアの受け入れ開始 県外からも参加、被災家屋片付け

2024年2月10日 11:53
輪島市でボランティアの受け入れ開始 県外からも参加、被災家屋片付け
能登半島地震の発生から、10日で41日目。石川県輪島市では10日からボランティアの受け入れが始まり、被災した家屋での片付けが行われます。中継です。

10日朝まで雨が降っていた輪島市からお伝えします。ボランティアの方々を乗せたバスが、30分ほど前にこちらに到着しました。渋滞の影響で1時間ほど遅れての到着となりました。バスから降りてきたボランティアの方々は、テントの下で説明を受けた後、それぞれの活動場所に向け、出発していきました。

輪島市でのボランティアの受け入れが始まった10日、訪れたのは、県外を含むおよそ40人です。10日午前7時前、金沢市をバスで出発し、およそ4時間かけ、10日午前11時前、輪島市内の受付拠点に到着。その後、活動先の被災状況などについて説明を受けました。

参加したボランティア「岐阜県から来ました。いてもたってもいられなくて、なんとか役に立てれば。大変な思いをしていると思う。一日も早い復興を願っている」「地元が石巻市なので、ぜひボランティアできれば。(東日本大震災のときも)たくさん来てもらった。お手伝いできればと思い」

ボランティアはこの後、5つの班に分かれ、被災した家屋で災害廃棄物の運び出しや室内の掃除などを行い、10日から3日間で、およそ120人が20軒ほどの住宅で活動を行う予定です。

ボランティアはこの後、3時間ほど活動を行い、10日午後3時に金沢に向けて帰路に就きます。輪島市など依然、能登地方では断水が続いている影響で、日帰りでの活動です。宿泊ができないため、日帰りでの限られた時間のボランティア活動が続きそうです。