東京都の死者10人 うち2人は自宅療養中
新型コロナウイルスの感染拡大が続く東京都内で、新たに1274人の感染が確認されました。
都内の新たな感染者は10歳未満から100歳代までの1274人で、8日連続で1000人を超えました。感染経路がわかっている中では、家庭内が284人で最も多く、次いで施設内が133人でした。
新たに亡くなった人は10人で、2人は自宅療養中でした。2人のうち、80代の男性は自宅療養中の今月17日、急に症状が悪化し、保健所が受け入れ先を探しましたが見つからず、その日のうちにさらに症状が悪化し、救急搬送されたものの死亡が確認されました。
都の担当者は、自宅療養中に亡くなる人に共通するのが、「数時間で症状が悪化し、死亡してしまうこと」で、「予兆をどうやって把握・察知するかが一つの課題」とした上で、そのためには「感染者数を減らすことに尽きる」としています。