“宣言”3週目の人出、1週目より増加傾向
緊急事態宣言が、1都3県に出されてから4週目に入りましたが、宣言3週目の都内の駅の人出は、1週目と比較して多くに増加傾向がみられました。
午前8時ごろのJR品川駅の様子です。東京都内では、直近7日間の感染者数の平均が、およそ3週間ぶりに1000人を切った一方、28日は過去最多、20人の死亡が確認され、通勤客からは、緊急事態宣言の効果について様々な声が聞かれました。
通勤客「(宣言後も)電車とかもそんなに必ず座れるっていうわけじゃないので、そんなに(宣言前と)変わっているようには感じてはいなかったですよね」
携帯電話の位置情報の解析から、緊急事態宣言3週目となった、この7日間の都内主要駅の人出の平均を、1週目と比較すると、新橋駅で10.1パーセント、秋葉原駅で9.6パーセント増加するなど、データが公開された都内15の駅のうち、11の駅で増加しています。