都内夜の人出“宣言”前より減少も増加傾向
緊急事態宣言が、1都3県に出されてから3週間、都内の夜の人出は、宣言前より減っているものの、先週と比べ増加傾向がみられます。
午前8時ごろのJR品川駅の様子です。27日、都内の新規感染者は1000人を下回ったものの、全国の重症者数は過去最多の1043人となり、通勤客からも不安の声が聞かれました。
40代通勤客「(感染者数減少は)みなさん外に出なくなった効果が表れているんだと思うんですけど、重症者数を聞くと恐ろしくて」
40代通勤客「(緊急事態宣言を)何度も何度も繰り返しやっていくわけにもいかないので。(宣言の期間を)延ばす方がいいんじゃないかなと思いますね」
携帯電話の位置情報の解析によりますと、27日午後9時台の都内の人出は、緊急事態宣言発出前と比べると、新宿駅で-23.5パーセントなど、多くの地点で減っていますが、先週と比べると、渋谷駅で+17.9パーセントなど、多くの地点で増えています。