安倍前総理“不起訴”は不当 審査申し立て
「桜を見る会」の前日に行われた夕食会をめぐり安倍晋三前総理大臣らを告発した弁護士の団体が、不起訴になったことは不当だとして検察審査会に審査を申し立てました。
安倍前総理や秘書は「桜を見る会」の前日に後援会が開催した夕食会をめぐり刑事告発されましたが、去年12月、東京地検特捜部は公設第1秘書だった配川博之元秘書を政治資金規正法違反の罪で略式起訴し、安倍前総理らを不起訴処分としていました。
不起訴処分を不当として告発を行った弁護士の団体が2日、検察審査会に審査を申し立てました。
米倉洋子弁護士「市民感覚を発揮して新たな目でこの事件を見直して起訴相当の議決をしてほしい」
会見した団体の弁護士は、「安倍前総理は監督不行き届きであり、一番責任を取るべきだ」と指摘しました。