ワクチン接種 職場での集団接種も検討へ
新型コロナウイルスワクチンの65歳未満の一般の人への接種について、田村厚生労働大臣は自民党からの提案を受け、職場での集団接種についても検討することを明らかにしました。
厚生労働省は、新型コロナワクチンの接種について、これまでかかりつけ医や地域の医療機関などでの個別接種と、体育館などの公共施設での集団接種を想定して準備を進めてきました。
しかし、1日、自民党内から65歳未満の一般の人への接種では週末しか行けない人がいるため、職場で接種できれば効率的だという意見があがっていました。
これを受け、田村厚労大臣は2日の閣議後の会見で「どういうやり方が一番効率的に多くの方々に短期間で接種いただけるか河野大臣のもとで、厚労省も入りながら検討していきたい」と述べ、接種場所については「基本的に考えているのは、住民票のある地域での対応」としながらも、職場での集団接種についても検討することを明らかにしました。