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全国初のワクチン集団接種訓練 川崎で実施

2021年1月27日 14:08
全国初のワクチン集団接種訓練 川崎で実施

新型コロナウイルスのワクチン接種に向けて、集団接種の会場に見立てた場所で、手順などを確認する訓練が、27日、全国で初めて、神奈川県川崎市で行われています。

新型コロナのワクチン接種に向けた訓練は、川崎市と厚生労働省が主催し、市内の大学の体育館で行われています。市の職員やエキストラの参加者あわせて60人が、ワクチンの接種にきた住民役をはじめ、受付や誘導などのスタッフ、問診をする医師、ワクチンを打つ看護師などにふんして、接種の一連の流れを行いました。

実際にワクチンは打ちませんが、超低温冷凍庫も設置され、強い副反応が出た場合に備えた救護室や、接種後に15分間待機するスペースも設けられました。

訓練では、受付から接種後までの一連の流れにかかる時間や人の流れを確認し、どのくらいスムーズにできるか検証します。厚労省は、今後、全国の自治体に動画を提供するということです。