東京など１０都府県で緊急事態宣言の来月７日までの延長が決まった２日の夜の人出は、特に繁華街では宣言直後と比べ、増加した地点が多くありました。

東京都内では２日、５５６人の新型コロナウイルスの感染が確認され、５日連続で１０００人を下回りましたが、政府は緊急事態宣言について、栃木県を解除する一方で、東京や大阪など１０都府県で来月７日までの延長を決めました。

通勤客「仕方ないんじゃないかと思いますけど、どれだけ緊急事態宣言の効果で下がっているのか、本当にそうなのかっていうのがちょっとよくわからない」

８０代女性「やっぱりここが我慢のしどころですね」

携帯電話の位置情報の解析によりますと、２度目の緊急事態宣言が出た直後の先月１２日（火）と比べて、都内の繁華街の夜の人出は、六本木で３３．５％、新橋で１３．６％、渋谷センター街などで１２．６％増加するなど、データが公開されている都内の繁華街６地点のうち５地点で増加しています。