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森氏発言 IOC会長“謝罪よく理解した”

2021年2月5日 11:57
森氏発言 IOC会長“謝罪よく理解した”

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長が女性蔑視と批判を受けた発言を撤回し謝罪したことを受け、橋本担当大臣は、IOCのバッハ会長から森会長の謝罪について「よく理解した」と電話があったことを明かしました。

橋本大臣は5日朝の会見で、IOCのバッハ会長から4日夜、直接電話があり、森会長の謝罪を「IOCとしてよく理解をした」「引き続き、東京大会の成功に向けて努力してほしい」と言われたことを明かしました。

その上で橋本大臣は、「性差別に関しては海外も意識を強く持っている。信頼され、理解され、歓迎される東京大会になるべく、準備に取り組んでいきたい」と述べました。また、森会長に対しては「同じことが繰り返されないように」と改めて注意をうながしました。

この問題について、萩生田文部科学大臣も「不適切な発言だと思う」と述べ、森会長が「女性理事を4割というのは、文科省がうるさく言う」と発言したことについては、「変革期にはうるさく言わなくてはいけない。関係所管には、しっかりこれからも申し上げていきたいと思う」と話しました。

その上で、「本人ももう反省しているので、残り半年になった大会の成功に向け、引き続き努力していただきたい」と述べました。