世界遺産の醍醐寺“宇宙”へ 国境なき祈り
1100年以上の歴史を持ち、世界遺産にも指定されている京都・醍醐寺。実はベンチャー企業と連携しあるプロジェクトを計画。8日、寺ではその成功を祈る、法要が行われました。
それは、“宇宙寺院”をつくる計画。2年後に打ち上げ予定の人工衛星に大日如来のミニチュアをのせ寺の機能を持たせるというものです。
“宇宙寺院”はおよそ1時間半かけて地球を1周し、寺院の現在地情報などはスマホアプリで確認できるようになるといいます。
醍醐寺 統括本部長・仲田順英さん「人工衛星があるとスマホにデータがきて、いつでもお寺をそばに感じることができる。仏教を感じることができるんじゃないかと」
テラスペース株式会社・北川貞大社長「国境なき祈りかなと。ボーダレスなお寺になったらいいなと思っています」