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都担当者 感染“決して収束状態ではない”

2021年2月11日 22:27
都担当者 感染“決して収束状態ではない”

新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言が延長されている東京都内で11日、新たに434人の感染と21人の死亡が確認されました。

都内の新たな感染者は、10歳未満から90代までの434人で、5日連続で500人を下回りました。

感染経路別では、家庭内が110人で最も多く、次いで、施設内が75人でした。施設内感染では、18の医療機関で患者21人と職員7人が、18の高齢者施設で利用者25人と職員8人が感染しています。

一方、新たに60代から80代までの男女21人の死亡が確認され、うち14人は病院や高齢者施設などで感染したということです。重症者は10日と変わらず103人でした。

一方、感染者数の1週間平均が12月12日以来、およそ2か月ぶりに500人を下回ったことについて都の担当者は、500人は依然高い水準だとし、30代の女性が公園で複数人でランチを食べて友人から感染した例もあったことから「外だから安心ということはまったくなく、まだ感染が決して収束している状態ではないということを認識してほしい」と改めて不要不急の外出自粛を呼びかけました。