夜8時以降の不要不急の外出自粛呼びかけ
新型コロナウイルスの感染拡大が続く、東京都の小池知事ら首都圏の知事は、飲食店への時短要請を今月8日から、夜8時に前倒しすることを正式に決定し、都民・県民には、夜8時以降の不要不急の外出も自粛するよう呼びかけました。
小池都知事「感染状況がこれまでとは全く異なるステージへ入ったことを明確に認識していかなければならない。人の流れ、人と人との接触を徹底的に抑えることが必要です。全てを止めるという策から、今回は的を絞っていくということによって、効果を、実効性をあげていく」
1都3県は、今月8日から、酒類を提供する飲食店などへの営業時間の短縮要請を夜8時までに前倒しするほか、今月12日から31日までは、時短の要請を全ての飲食店に拡大します。
小池知事は、緊急事態宣言の発出後に要請に応じない場合は、「店名を公表するという法律の項目もある。こうした規定も活用して、感染拡大を何としても防止して、『実』を取っていきたい」と強調しました。
都は、飲食店への協力金について、実店舗ごとに一日当たり4万円から5万円に引き上げる方向で調整しています。
また、1都3県の住民に対して、夜8時以降の不要不急の外出は自粛するよう呼びかけました。
さらに、小池知事は、新年会などの飲み会は行わず、イベントについても、延期や無観客での開催を検討するよう求めました。