横浜税関 “違法薬物押収量”1トン超える
横浜税関は17日、去年1年間の違法薬物の押収量が初めて1トンを超え、過去最多を記録したと発表しました。
横浜税関によりますと、去年1年間に押収した覚醒剤やコカインなどの違法薬物はおよそ1265キログラムで、これまでで最も多くなりました。横浜税関で1年間の押収量が1トンを超えたのは初めてです。
新型コロナウイルスの感染拡大により航空便による密輸が減っていることから、全国的には違法薬物の押収量は減少傾向にありますが、横浜は海上貨物による大型摘発があったことなどが過去最多となった要因だということです。
特に、去年4月にエクアドルからの海上コンテナで、コカインおよそ722キロが押収されるなど、コカインの押収量はおよそ781キロと、2019年のおよそ333倍に大幅に増加しています。