福島沖地震から1週間…住宅被害は全容不明
福島県沖を震源とする最大震度6強の地震から20日で1週間となりました。被害の大きかった福島県内の住宅被害は、いまだに全容が明らかになっていません。
今月13日の夜に起きた地震では、福島県相馬市、国見町、新地町で最大震度6強を観測しました。この地震による福島県内のケガ人は101人で、住宅の被害は、あわせて2810棟にのぼっています。しかし、り災証明書の発行や行政による現地調査が始まったばかりで、住宅被害の件数は、さらに増えるとみられています。
一方、震度6強を観測した国見町の道の駅では、商品棚が倒れるなどの被害があり、営業を休止していましたが、スタッフ総出の復旧作業のかいもあって、19日、野菜の直売コーナーを再開。20日からはレストランなども再開することができました。
また、復旧工事の進む東北新幹線は、24日の始発から全線で運転を再開する予定です。