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春の皇居・乾通り一般公開 今年も取りやめ

2021年3月1日 14:00

宮内庁は1日、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、今年春の皇居・乾通りの一般公開を取りやめると発表しました。

皇居・乾通りの一般公開は、上皇さまの傘寿、80歳を記念して2014年から始まり、桜が見頃になる春と、紅葉が見頃の秋に行われてきました。

新型コロナウイルスが理由の取りやめは、去年の春と秋に続き3回目となります。

宮内庁によりますと、多くの人が訪れ、手荷物検査の前で待ち時間が生じることや、特定の写真スポットでは密集する事態が生じるため、判断したということです。

2019年秋の乾通りの一般公開には、天皇陛下の即位にともなう儀式「大嘗祭」の舞台となった「大嘗宮」の一般公開と合わせて、およそ80万人の人が皇居を訪れていました。