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日比谷線脱線事故から21年 犠牲者を追悼

2021年3月8日 11:42
日比谷線脱線事故から21年 犠牲者を追悼

東京・目黒区で乗客5人が死亡し、64人が重軽傷を負った地下鉄日比谷線の脱線事故から、8日で21年となり、関係者らが慰霊碑の前で犠牲者を追悼しました。

この事故は2000年3月8日、当時の営団地下鉄、現在の東京メトロ日比谷線・中目黒駅近くで、下り電車が脱線し、上り電車の車両に衝突したもので、乗客5人が死亡、64人が重軽傷を負いました。

事故から21年となった8日、冷たい雨の降る中、現場近くの慰霊碑では、東京メトロの社長らが献花し、事故が起きた午前9時1分に合わせて黙とうしました。

東京メトロ・山村明義社長「お亡くなりになられた方々にご冥福をお祈りし、私が全社員の先頭に立って、たゆみなき安全の追求に取り組んでいくことを、お誓い申し上げました」

事故後に入社した社員が、およそ3分の2を占める東京メトロでは、研修で全社員が事故の教訓などを学ぶほか、車両や線路に脱線防止装置の設置などを行っています。

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