厚労相 第3波ピークの2倍病床確保目指す
新型コロナウイルスの感染拡大で病床がひっ迫したことを受け、田村厚労相は、次の感染拡大に備えて、第3波のピークの2倍の病床などの確保を例示し、近く、自治体に計画の見直しを求める考えを明らかにしました。
田村厚労相「2倍ってのは一つの例示なんですけれど、ヨーロッパ並みの感染拡大みたいなことも念頭に置いて、そうならないようにするのが我々は1番の仕事だと思ってますが、最悪のことも想定しなくてはならない」
年末年始の急激な感染拡大で、入院先などが調整中の人が急増したことなどを受け、田村厚労相はピーク時の2倍を例にあげ病床などの確保計画を見直すよう、近く、自治体に求める考えを示しました。
一方、これまでにワクチンを接種した7万人あまりのうち、8人にアナフィラキシー症状がみられたことについて、田村厚労相は「欧米に比べて多い」と述べました。
厚労省は、12日の審議会で、ワクチンとの因果関係などについて詳しく評価するとしています。