“冷え込みと雨”で電線から火花100件も
熊本市などで28日夜から、電線から火花が出るトラブルが相次いだ。トラブルは熊本県内の広い範囲で約100件にのぼっている。
熊本市東区の住宅街では29日午前0時半ごろに電線から火花が出ているのが確認された。
近くの住民「パンパーンと音が鳴っていた」「火事にならないといいけど」
いずれも火災に至ったケースはなく、けが人もいないという。
九州電力によると、火花が確認されたのは28日午後6時から29日午前8時までの間で、熊本市内だけで50件にのぼり、県内の広い範囲で、合わせて約100件確認されているという。
九電は、厳しい冷え込みの影響で、電線を覆っている「被膜」が破損し、雨が流れ込みショートして火花が出たとみている。