住宅街に子ザル 3時間超の大捕物 広島市
4日、広島市の住宅街にかわいい子どものサルが現れた。今年の干支(えと)は私だとアピールしたかったのだろうか。警察も出動した3時間を超える大捕物。果たして成功するのだろうか?
4日午前、広島市安芸区矢野西の神社のそばにサルが現れた。人を恐れる様子を見せずにくつろぐサル。今年の主役は私だとアピールするかのようだ。オスの子どもとみられるサルはのり面に生えた木の枝や落ちたドングリを食べ、その場を離れようとしない。
見物客「ちょうど初詣に来たところだったので、いいことありそうですね、今年」「すごい、初めて見た」「縁起がいいのでは?危害さえ与えなければ」
例年、夏から秋にかけて目撃情報が寄せられていた。しかし今年は4日までに、すでに3日連続で目撃される異例事態。住宅地に近いということもあり、警察と市の職員が出動し捕獲を試みた。
3時間を超える大捕物は結局、失敗に終わり、住宅街に近づかないようサルを山に追いやるにとどまった。正月そうそう干支のサルの出現は縁起がいいのかどうか…。広島市は餌付けだけはしないよう注意を呼びかけている。