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水戸地裁 東海第二原発運転差し止め命じる

2021年3月18日 14:33
水戸地裁 東海第二原発運転差し止め命じる

茨城県にある東海第二原発の安全性に問題があるとして、茨城県の住民らが、日本原電に運転の差し止めを求めた訴訟の判決が言い渡され、水戸地裁は運転の差し止めを命じました。

東海第二原発は、首都圏にある唯一の原発で、2018年11月、運転期限の40年を迎えましたが、原子力規制委員会は、20年の運転延長を認め、この原発を運営する日本原子力発電が、再稼働の準備を進めています。

裁判で原告側は、地震や津波の想定や、原子炉の耐震性について過小評価されており、安全性が不十分だとして、日本原電に運転の差し止めを求めていました。

午後2時半から行われている裁判で、水戸地裁は運転の差し止めを命じる判決を言い渡しました。現在、判決理由が読み上げられているところです。