米副大統領、ワクチン接種し安全性アピール
アメリカで医療従事者らへの新型コロナウイルスのワクチンの接種が進む中、ペンス副大統領が18日、カメラの前でワクチンを接種し、安全性をアピールしました。
トランプ政権で、新型ウイルス対策本部のトップを務めるペンス副大統領は、夫人らとともに、ワクチンを接種する様子を公開しました。
国民の間に、ワクチンの安全性に懸念の声が根強くある中、信頼性を高める狙いで、同席した国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は、「安全性や有効性の判断は、企業や政府から独立した科学者によるものだ」と強調しました。
バイデン次期大統領も、週明け21日にジル夫人とともにワクチンを接種し、その様子を公開することにしています。
一方、アメリカ国内2例目となる「モデルナ」のワクチンの緊急使用の許可は、近く、FDA=食品医薬品局から出される見通しです。