福島第一 原子炉格納容器の水位が低下傾向
東京電力は19日、福島第一原発の1号機と3号機において、原子炉格納容器の水位が低下傾向にあると発表しました。これによる外部への放射能などの影響はないということです。
東京電力によりますと、福島第一原発の原子炉格納容器において、1号機で40から70センチ、3号機で30センチ程度水位が低下したとみられています。
原子炉への注水は適切に行われていて、燃料デブリも冷却されているとして、外部への放射能などの影響はないと判断しているということです。
福島県では、今月13日に震度6強の地震が観測されています。
東京電力は、原子炉格納容器の損傷部分に、今回の地震でなんらかの状況変化が起きたことも考えられるとして、今後も状況を注視していくということです。