過去最高40万も“初鯛”瀬戸内に春の訪れ
過去最高となる40万円の値がつきました。瀬戸内に春の訪れを告げるタイの初セリが、19日朝、香川県三豊市で行われました。
三豊市仁尾町の漁協では19日、午前6時半から初セリが行われました。今月15日に漁が解禁されてから、最初に水揚げされた3キロ以上のタイは、春を告げる縁起もの「初鯛」として、毎年高値で取引されます。
今年は体長63センチ、重さ3.2キロという立派なタイが、過去最高額となる40万円で、地元のスーパーが競り落としました。
落札したスーパーの担当者「(新型)コロナの影響で、日本全国、暗い話ばかりなので、初鯛という縁起の良い鯛を、一般消費者に食べてもらって、ちょっとでも元気をつけてもらえればいいなと思って」
タイの定置網漁は、これから本番を迎え6月末まで続きます。