両陛下を支える新侍従長に別所浩郎氏就任へ
天皇皇后両陛下を支える新しい侍従長の就任が、閣議で決まりました。
政府は26日朝の閣議で、天皇皇后両陛下の側近のトップを務める小田野展丈侍従長が来月1日付で退任し、後任に別所浩郎侍従次長が就任する人事を決定しました。
小田野氏は外務省出身で、2016年に皇太子ご一家を支える東宮大夫となり、天皇陛下の即位に伴い、侍従長に就任しました。約5年間、側近として尽力し、一連の即位関連行事や、コロナ禍の新天皇皇后の活動を支え続けてきました。
一方、新たに就任する別所氏は、外務審議官や韓国大使、国連大使を歴任し、去年1月から侍従次長を務めています。これまでの経験を生かし、両陛下や今年成年を迎える愛子さまを支えていくことになります。