田村厚生労働相は、新型コロナウイルスの感染者が特に大阪府と宮城県で増加していることについて「非常に危機感を持っている」と懸念を示した上で、変異ウイルスについては検査率を更に上げていく考えを明らかにしました。

田村厚労相「特に大阪府、宮城県、一部の地域でありますけど増加傾向が顕著であるということで、非常に我々危機感を持っております」

田村厚労相は会見で、特に大阪・宮城での顕著な感染者増加に懸念を示した上で、「感染が拡大した場合は緊急事態宣言を再び出すこともあり得る」と述べ、飲食する際の対策の徹底などを改めて求めました。

また、政府は、変異ウイルスの検査率を４０パーセントに上げることを目指していますが、田村厚労相は、民間の検査機関などの協力を得て、検査率を更に引き上げる考えを明らかにしました。