大阪府は、新型コロナウイルスの感染が再拡大していることを受けて、午後４時から対策本部会議を開き、「まん延防止等重点措置」の適用を国に要請することを決める方針です。

大阪府では３１日、新規感染者がおよそ２か月ぶりに５００人台後半に達する見込みで、対策本部会議で、緊急事態宣言に準じる対策が可能になる「まん延防止等重点措置」の適用を国に要請することが決まる見通しです。

適用されると、知事は時短要請に従わない飲食店に対し、「命令」を出すことができ、命令に従わない場合は過料を科すことができます。

大阪府は、感染防止のためにアクリル板の設置や、二酸化炭素濃度を測定するセンサーの設置の義務化も目指しています。吉村知事は、対象エリアを大阪市内に絞り、飲食店への時短要請も、現在の午後９時から、午後８時までにする意向を示しています。