18日から将棋の名人戦第4局が行われます。初防衛に王手をかけている藤井聡太八冠は、対局会場を訪れ意気込みを語りました。

名人戦七番勝負で藤井聡太八冠はこれまで挑戦者の豊島将之九段に3連勝していて、名人初防衛まであと1勝と王手をかけています。

18日から大分県別府市で行われる第4局を前に、藤井八冠らは対局会場を訪れ、環境を確認しました。

これに先立ち藤井八冠らは別府市の名勝・海地獄を見て回り、藤井八冠は「大変な迫力を感じた」と感想を述べていました。

別府市での名人戦開催は71年ぶりだということで、前夜祭で藤井八冠は「良い内容の将棋が指せるよう温泉で疲れをいやしつつ2日間対局に臨みたい」と話しています。一方、後がない豊島九段は「厳しい状況だが精一杯頑張っていきたい」と語っています。

名人戦第4局は18日午前9時に始まり、19日午後には勝敗が決まる見通しです。